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自分はうつ病だと吹聴する人は本当にうつ病なのか

吹聴する人 世の中には病気であることを自慢するかのように吹聴して回る人がいます。その多くが、実際に病気を抱えているのですが、中にはなにを考えているのか「全くのウソ」というケースもあります。うつ病にも同じようなことがあり、すぐに「わたしはうつ病なの」という人がいます。これって本当なのでしょうか。

うつ病の人はうれしそうに吹聴しない

まず、うつ病という気分障害の内容を考えると、常識的には自分から周囲に吹聴して回るということは考えにくいです。そんなことをするメリットがありませんし、精神科系の疾患はできれば隠しておきたいものです。そもそも、うつ病になってしまったら、「うつです」といって回る気力もないでしょう。

なぜそんなことをするのかですが、ファッション感覚というかちょっと理解に苦しみますが、うつ病はよわよわしいイメージがあり、かれんな乙女みたいだという人が現存するのです。そんな人が何人もいるとは思いたくありませんが、実在していることに驚きます。 本当のうつ病患者さんに対して失礼極まりないことですね。

うつ状態をうつ病といっている

もうひとつ、ウソではないけれど本当でもないというケースがあります。うつ状態がそれです。もともと、うつ状態が2週間以上続けばうつ病の疑いがあるのですが、ちょっと気持ちが沈みやすい人が「うつ病」と勘違いしていることがあります。うつ病までいっていないので吹聴して回ることは可能なようです。

これに近い形態として、体調不良をうつ病と思い違いをしているケースもあります。また、自分に都合の悪いことをいわれて気分を害し、うつ病を主張する人までいますが、これに至っては返す言葉が見つかりません。

うつ病への理解を深める必要がある

このような現象が起きるのも、まだまだ社会全般にうつ病というものに対する理解が足りていないからだといえるでしょう。いつ自分の身に降りかかってもおかしくないのが「うつ病」です。

自分がならないため、なったときのためはもちろんのこと、100万人ともいわれるうつ病患者さんとの接し方を知るためにも正しい知識を得る必要があります。もっとも、それ以前に病気を茶化すような考えを持たないようにすることが重要ですね。そんな人はごく一部なのでしょうが、一部でもいない方が良いですからね。

間違ったストレス解消法

考えてみれば、勘違いなどのケースを除いて、うつ病でもないのにうつ病だと触れ回っている行為は、一種の楽しみでありストレス解消法なのかも知れません。当人はそれですっきりするのかも知れませんが、そんなストレス解消法は迷惑なだけですね。本当にうつ病になったときに、誰も親身になってくれないおそれもあります。