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良いストレス解消法と悪いストレス解消法

良いストレス解消法と悪いストレス解消法 うつ病を吹き飛ばすためにストレスを解消するのは大切なことです。ストレス解消法にもいろいろありますので、自分にあった方法を使うと良いでしょう。ただし、その方法にも良いものと悪いものがありますので注意が必要です。

うつ病に良いストレス解消法

ズバリ睡眠です。寝ること以上のストレス解消法があるでしょうか。特に、睡眠時間がどんどん短くなりつつあり、疲弊している現代人には休眠が必要です。

うつ病の症状があるときにどうしても何かをしたい場合は、体調を考慮してできるだけ動きの少ないものにするべきです。絵を描いたり本を読んだりという方法もありますが、落ち着けることが重要です。

やってはいけないストレス解消法

飲み会に出かけるとかカラオケで発散するというのは、うつ病ではない人ならストレス解消法として有効かも知れません。しかし、うつ病の患者さんの場合は余計に疲弊してしまうおそれがあります。

そもそも行動力が低下して、頑張ることが困難になっているわけですから、そのような場へ行くこと自体が苦痛の筈です。となれば、行くこともないだろうから心配はないと思うかも知れません。しかし、うつ病の人の心の中では「なんとかしたい」との思いもあるため、無理して行こうとしたり、葛藤が起こったりする可能性があるのです。それは即症状悪化につながりかねません。

周囲の人は安易に誘ったり、声をかけたりするのではなく、そっと見守ってあげてください。

新型うつ病は例外か

もっとも、新型うつ病の場合は話が違うかも知れません。仕事はできないけどレジャーは普通にできるというタイプの新型うつ病の禁忌は「仕事」ですよね。そうであるなら、カラオケや旅行も何の問題もなさそうです。その方が元気に過ごせるケースも多い筈です。

ただ、根本の部分にあるうつ病の特性は新型うつであっても変わることがないので、表面的に、あるいは自覚的には問題なく楽しめていても、その裏側で悪影響を及ぼしている可能性も捨てきれないのではないでしょうか。

このあたりは、症例に応じて各自の状態を把握しているお医者さんと相談の上でどうするか決めた方が良さそうです。

専門医と二人三脚であたる

うつ病にならないためのストレス解消法であれば、過度に疲れないよう気を付ければ何でも構わないのですが、うつ病になってからのストレス解消法はなにかと考える必要があります。この場合、主治医と二人三脚で向き合う必要があるでしょう。

また、うつ病に限ったことではないですが、病気治療は周囲の協力があってこそ高い効果を期待できるものです。うつ病はなおのこと家族の対応が重要になってきます。できれば家族も一緒にお医者さんのアドバイスを受けて欲しいですね。