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睡眠不足を解消しよう

睡眠不足 うつ病の治療では、十分な休養と薬物治療に加えて、生活リズムを整える指導が行われるのが一般的です。 俗に「よく食べ、よく眠ればうつ病は改善する」といわれますが、これは、あながち間違いともいえません。うつ病では睡眠、食事、性欲など、人間が持つ本能的な欲求を感じにくくする作用があり、ネガティブで後ろ向きな考え方が脳内に定着する可能性も高くなります。

食事、睡眠、性欲を満たすことは、ストレスを解消し、前向きな気持ちを持つ事につながり、特にうつ病の際には大切です。

睡眠不足の危険性

うつ病を発症する人では、睡眠障害をあわせ持つ人は非常に多く、逆に睡眠不足が続けば、脳内のさまざまな物質にダメージを与え、脳神経の乱れが原因であるうつ病を発症しやすくなります。両者には強い関係性があるといえます。

良質の睡眠を取ることで、人は日中に蓄積した多くのストレスを解消しています。睡眠が不足すれば、ストレスは解消しきれずに残ります。これが繰り返されることで、ストレスは危険を伴うほど過剰になるのです。そのため、うつ病をはじめ、さまざまな病気にもかかりやすくなります。

また、日中にぼんやりすることも多くなり、事故やケガのリスクも高くなります。さらに凡ミスを繰り返しやすくなるなど、仕事にも悪影響となる場合があります。

精神面でも不安定になりやすく、攻撃的になるなどで対人関係も悪化し、孤立を招きやすくなります。 また、物事をネガティブに捉えやすくなりますが、次第に自分自身に対する自信も奪っていき、精神的に追い込まれやすくなります。 このため、睡眠不足からうつ病を発症する人は非常に多いのです。

良い睡眠がうつ病を改善する

うつ病の治療の過程では、睡眠薬が処方されることがありますが、これは、睡眠がうつ病の治療には非常に効果が高いためです。 数日間、良質な眠りを維持できれば、多くの身体的、精神的な病は快癒すると言われるなど、睡眠には非常に多くの治療効果が期待されています。

過去、日本の医療現場で用いられていた睡眠薬は危険なものも多くありました。そのため、いまだに悪いイメージを持つ人も多いようで、睡眠薬を処方されても飲まずに捨てるという人もいるようです。

しかし、現代では睡眠薬は劇的な進化をしており、人体に対する副作用などの心配は少なくなっています。むしろ睡眠障害を抱えたまま日常生活を送るよりも、睡眠薬を服用し、良質な睡眠を取る方が健康的な生活を送ることができると考えられます。医師の指示に従って、きちんと服用した方が良いでしょう。

生活リズムを整える

生活リズムを整え、睡眠習慣をきちんと整える事も大切です。 最初に取り組みたいのは、起床時間の見直しとなります。 目覚めてすぐに朝の光を浴びることで、体内時計の乱れをリセットする効果が期待できるとされていて、遅くとも8時までには起床し、光を浴びると良いとされています。

また、夜勤など夜型の生活をする人の場合は、眠りにつきたい時間から逆算し、16時間前頃に起床するという習慣をつけることが勧められます。 これは、眠りを司るセロトニンという神経物質の働きの研究から導き出された時間となります。

起床後は、運動、食事、入浴などの生活習慣を、毎日決まった時間に整えていくことが大切です。時間のリズムを整えることで、就寝もスムーズになりやすいとされています。

良質な睡眠は、健康には非常に大きな効果をもたらします。生活の質の向上のため、是非とも取り組みたいものです。